入学後に気をつけること~部屋決定~
入学試験時から、学内で様々な不動産が学生を雇いマンション等を紹介している。
その態度があまりに横暴だったので彼らの問題点、また実際部屋選びはどうすればいいのか書いてみる。
1・不動産の勧誘はなぜ駄目か。
学内へ向かう道、また学内ですら彼らは存在しており、学内施設の紹介や案内と銘打って不動産を紹介している。断ったとしてもしつこく付き待っており非常に迷惑である。
特に入学試験前日など不安な時期にすら勧誘に来るので非常にタチが悪い。
彼らは主に「完全成果制」でバイトを行っており、紹介した人が契約した場合に給料にプラスされるといったところだ。そのため何度でも言うが非常にしつこい。契約している人にすら「その物件よりこちらの物件がおすすめですよ」や「こちらは当不動産で一番おすすめの物件です」などと言って契約を迫ってくる。その人の要望を汲み取って物件を紹介することなどは基本ないと考えていい。
また勿論この不動産の紹介は新入生向けに行っている。新入生にとって新天地でこれから4年近く住むところを選ばないといけないわけである。「どの土地がいいのか」や「大学生のひとり暮らしで部屋はどういうところを重視するといいのか」などの基本的な情報がないときに「この物件はこの付近に住んでいる大学生が非常にお勧めです」など根拠の欠片もない言葉を並べて紹介するのは新入生の気持ちを汲み取っているとは言えない。
個人的に一番気に食わないのは勧誘している人の気持ちを考えていないということだ。受験前不安なとき、また合格時気分が高揚しているとき、そんなときに数人で強引に勧誘に向かっている姿を見ると同じ大学生として恥ずかしい。先述のように彼らキャッチの中には入学する大学の大学生を採用しているところも多い。そのためほとんどの人が話す初めての同大学の学生がそんな強引な勧誘をする人になる。そして大学に対してはじめからあまりいい印象を抱かなくなってしまうのは非常に悲しい。
まとめるとキャッチをしている不動産を利用してはいけない理由は
1・受験前、合格後などに勧誘してくるので気持ちが普段と異なり正常な判断ができず流されて好みでない物件を選んでしまう恐れがある。
2・新入生の希望を汲み取らず適当な謳い文句で契約を迫ろうとしてくる。
である。
2・キャッチの見分け方
大学付近の駅を降りたあと、大学に入ったあとに「冊子」を持っている学生らしき人を見た場合は気をつけたほうがいい。ほとんどの場合が不動産のパンフレットであることが多いからだ。
「こんにちは」と複数人で話しかけてきた場合も警戒する。善意で行っている人も多いのだが悲しいことに彼らの場合もあるので気をつける
仮に断ったとしても契約を迫るために聞こえのいい言葉などを並べる場合がある。僕が周りに聞いてよくあったやりとりとその矛盾を書きます。
「合格してから決めます」と言えば「すぐに物件はなくなるので早めに決めるといいですよ」と返答される。
そんなことはありません。大学の近くに全く物件がないということは必ずといいっていいほどありません。大学付近の不動産といえば激戦区であり毎年何千人も入ってくるのであればその数ほどの物件はあるとみていいです。また「いい物件はすぐなくなる」と言いますが、「安くて立地がよくて生活用品も揃っている」など最高レベルの物件というものはもしかするとすぐなくなるかもしれません。そんなものは見たことありませんが・・・笑ですが3月後半となると就職が決まった学生などが引っ越す時期でもあるので逆に早めに決定するよりもいい物件が残っているかもしれません。そもそもいい物件というのが人によって変わるのでそんな言葉に釣られる必要はないです。
「既に契約しています」と言えば「こちらのほうがいい物件すよ」と言われる。
上に書いたように「いい物件」ってなんなのでしょう。学校から近い?家賃が安い?それは人それぞれで簡単に「いい物件」という言葉で片付けられないと思います。
対策なんですが、堂々と「結構です」と断るのが良いと思います。
相手もバイト代のために必死であるのでできるだけ食い下がってきます。
また上手い人はどんな返事をしても上記のように屁理屈で返してくることが多いです。そこで反論できないようにできるだけこちらの情報は与えず「結構です」とだけいい断ると良いと思います。
3・じゃあ物件選びはどうすればいいのか
対策の一つ目は「キャッチではどんないい物件だと紹介されても契約しない」
何も知らないところを狙ってくるので冷静になときに決定するのがいいです
一度自分がどんな物件に住みたいかを真剣に考えて下見などを行い決定しましょう。早く決めることはいいこともありますが多くの選択肢を吟味してから自分の好きな物件を選ぶのがいいです。
対策の二つ目は「前もってどんな部屋がいいのかある程度決定しておく」
例えば「風呂とトイレは別がいい」であったり「キッチンはできるだけ大きく」「家賃は●●円以下」「学校からの距離はこれくらい」とかを決めておけばどんなキャッチが来たとしても自分のこだわりを見失うことなくある程度希望の物件を選ぶことができます。おすすめだからというだけで契約すると入居後にここが気に食わないなど後悔することになるかもしれません。どういうところを重視するべきなのかはまた後日まとめます。
対策の三つ目は大学のサービスを使う。
例えばこの時期になると大学が「お部屋紹介サービス」というものをやっているところもあります。ですからそれらを使い「新入生にとって何が大事なのか」を大学で聞いてから決定するのも良いと思います。僕がしていたところは成果制での給与ではなく歩合制でしたので利益を度外視してより親身に話してくれると思います。一概にそれが全てだとは言えませんのでご注意を・・・もちろんですがここを利用するときでも、不動産店を利用するときでも「自分は聞こえのいい言葉に流されないぞ」と意識することが大切だと思います。
キャッチのことを非常に悪く書いてしまいましたが勿論親身になって相談に乗ってくれる方もいますし、魅力的な物件を紹介してくれる人もいます。ですが自分の目にはそのような人はほとんど見受けられませんでした。これを読んで強引な勧誘によって望まない物件を選んでしまったり、不快な気持ちになるのを避けることができる新入生がいることを願っています。