正味生味

普段の日常と、その中で見つけた少しの疑問を書き連ねます。文字書き練習です

社会問題に対し自分の意見を持つ「簡単な」3つの方法


今日本で起こっている様々な社会のできごとを正しく認識しているでしょうか
 
TPP」や「ブラック企業」などの名称は知っていても、その詳しい内容やメリットデメリットまで認識している人は少ないのではないでしょうか。
 
私もそのような人間でした。
そこで今回紹介したい本は『Associe 2月号 ビジネスパーソン1000人が選んだ、今知りたい必修キーワード150』です。
 
 
こちらの雑誌を読んだ際に気づいた
 
社会問題に向き合うときの思考法
 
について述べたいと思います
 
 
 
 
 
1・「なぜ」を使う
 
社会問題を論じている文は筆者の感情が入ってしまうことが多いです。
主張に対して「なぜ」と思うことで筆者の主張を鵜呑みにすることを避けることができます
 
 
 
2・「比較して」を使う
 
主張の根拠としてデータが持ち出されることは多いでしょう。しかしそのデータのみを見て根拠の正当性を判断するのは良くありません。
例えば「増税によって5%から8%に上がる。よって税率が上がり永続的に消費が低下する」という主張に対しては8%というデータを他国と比較すると圧倒的に低いことがわかります。そして他国では日本と比べて大きく消費が低下しているということはありません。よって増税により消費が永続的に低下するという主張は正当ではありません。このように主張が正当か判断する機会を得られるので「データを比較する」ことは大切になります。
 
3・「反対に」を使う
主張に対し常に「この主張は根拠がない、むしろ反対の意見はこのような根拠があるからこちらのほうが正当だ」と常に考えると、意見に対し賛成反対両者の立場から考えることができます。一方の意見しか考えないと自分の意見を持てなくなってしまいます。
 
 
 
 
主張に対し常に意見を持つことは大変です。自分はどうかと考え続けるのは精神的にもやはり疲れてしまいます。
ですが、今回紹介した「なぜ」「比較して」「反対に」を常に考えることによって無意識に主張を生み出すことができます。
 
ぜひ試してみてください。