正味生味

普段の日常と、その中で見つけた少しの疑問を書き連ねます。文字書き練習です

【1回】教養を身につけるためにすべきこと

 

私は思い立った。教養のある人間になろうと。私はいつも、学がある人、渋い魅力がある人、大人な人、そのような人たちにあこがれてばかりであった。しかし魅力に感じるだけで実際に行動することはなかった。というのも、努力の結果として優れた人間になった人の結果だけに憧れて努力に目を向けていなかったからだ。伝記などでその努力や苦労のあるストーリーを読んでも「自分とは別の次元で関係ない」「努力する才能があったのだろう」と自分とは切り離して考えていた。

 

そして最近になってようやく、努力した結果すばらしい人間性が生まれること、つまり経験をつまなければ人間性は磨かれないという当たり前のことに気づいた。そしてそれは一朝一夕で得られるものでもないと気づいた。

 

 

そこで私が目をつけたものは、日経ビジネスAssocieシリーズ「ビジネスパーソンのための教養大全」である

 

 

ビジネスパーソンが知っておくべき「教養」とは何か。ビジネスパーソン1000人調査で判明した「学ぶべき分野」について、専門家が「学びの勘所」を徹底解説します。
 即効性のあるビジネススキルも大切ですが、それを十分に生かすには、自分の「幹」がしっかりしていることが大前提。「教養」という栄養素をたっぷり含んだこの1冊で、あなたの「飛躍のための土台」をしっかり固めてください。(日経BP書店 商品詳細から引用 太字は私による)

 

こちらで紹介されているように、「飛躍のための土台」を固めるために学ぶ分野と、学ぶための方法を掲載しています。これを見て私がやろうと思ったことは「歴史」「経済学」「日本文化」の3つの分野の知識を蓄えるということです。

 

経済学は思考のフレームワーク、政治の問題に言及するための知識を得るため、

歴史はさまざまな出来事を通して、自分の立ち振る舞い、行動を律するため

日本文化は、文化を知らなければ日本人と名乗る資格がないであろうから

 

稚拙だし、学ぶ理由もまったく深くない。しかしそれでも私より長く生き、たくさん経験した人が「学ぶべき」というのだからがむしゃらにやってみようと思う。中学の勉強も当時はなんでやっているのかわからなかったが、今になってその大切さに気づいたように、数年後、これを学んだ大切さに気づくことがあるのだろうから。