こういうのが視点を変えて考えるってことなんだろうな
アルバイト中、作業していると横の部屋が非常に騒がしかった。「うるさいな」とは思っていたが、仕方ないのかなって諦めていたので無視をしていた。
しかしその内の一人が、こちらの部屋に友達と来て要件を済ませたあと、帰り際にこういった。
「印刷中の理事会室って、あんなに丸聞こえなんだね(笑)」
「変なこと喋れないな」
これを聞いたとき僕はなんとも得難い感情を感じた。その時はわからなかったが後に考えると、
本来はこちらを気遣って
「横の部屋で騒がないようにしよう、また騒がないように皆に言おう」
と考えるべきではなかったのか。
これは、「相手に対する思いやり」「相手の立場になって考える」「深い視点を持つ」ということにつながると思う。
実際問題、僕もそういうことを向こうの立場だと思いつかなかったと思う。
「現状を認識して」→「それがどういう意味を持つのか(身内以外にはどう捉えられるか)考え」→「それが問題であればどういうふうに解決するか」
というフレームで考えてみると僕も思いやりを持てるはずである。
今回であれば、「隣の部屋はうるさい」→「こちらの部屋にいる人にとって(身内でない)うるさい」→「騒がしいと感じるのは不快なので改善する」→「改善法として、声を抑える、もしくは喋らない」と考えることができる。
例えば、「PCを一日中することですべき作業が滞る」→「僕と関わる人にとって100%のものを引き出していないので手間が増える。」→「相手の手間を減らすために一緒に関わる仕事では十分に行動する」
などである。いかんせんうまく例が思いつかなかったが、「現状を相手の立場に立って考えるとどう感じるか」というのを意識して行動してみようと思う。